近代未来工科学園に入学したての女の子、村瀬渚は、
グランドで偶然出合った野球部のエース葛西に一目惚れ。

全国大会を夢見て野球部のマネージャーになるが、
実はこの野球部は弱小だった……

エースの葛西も気が弱く、
マウンドに上がれば四球を連発するノミの心臓。
渚の恋はあっという間に冷めていった。

そんなある日の放課後、全国大会予選を明日に控えた葛西と
渚はある約束を交わすことになる。

「明日好投したら、エッチなご褒美をあげますっ！」

冗談交じりに交わした約束だが、
翌日の試合で、葛西は信じられないようなピッチングを見せる。

呆れる渚を尻目に、マネジのエッチなご褒美の噂は
たちまち野球部内に広がって……

「ご褒美フェラ」に「5人同時フェラ」「ぶっかけ大乱交」に「3穴同時挿入」……
エスカレートするご褒美に、渚のおマ●コミットは限界寸前！？

渚と野球部員達の、汗と涙と精液にまみれたベースボールライフが今始まる！！

＜以上、ダウンロード販売サイトの紹介文より引用＞

実は俺、“明るい輪姦H”って大好きなジャンルなんです。……ですから、『マネジ！ イキます！！ 〜膣予選に賭けた夏 2008〜』（以下、マネジ！と表記）の紹介文を読んだ時、「おおっ、俺の好みにどストライクじゃん！」と大喜びしたものです。ダウンロード販売サイトでサクッと購入を済ませると、ゲームデータのダウンロードが終わるのを待ちかねて、はやくも股間を大きくしていたほどです（……下品でスミマセン）。
しかし、一日千秋の思いでゲームデータのダウンロードを完了した後、ゲームをプレイして5分もたたないうちに、俺の期待は失望に変わりました。
まず、ストーリーが薄い……薄すぎる。エロ漫画のストーリーは、あくまでも肝であるところのHシーンに至るまでの“刺身のつま”程度の内容でしかありませんが、マネジ！のストーリーはそのエロ漫画の1/10程度の内容しかありません。いくら低価格帯のゲームとはいえ、これではいただけません。低価格帯のゲームといっても、ダウンロード版でも1800円はするのです。“明るい輪姦H”目当てなら、マネジ！を買うよりも、要青豆氏のエロ漫画（単行本なら1000円くらい）を買った方が100倍は満足できますし、ティッシュの使用量も100倍は増えます。
上記の紹介文に書かれているとおり、マネジ！のヒロインは村瀬渚という女の子で、この渚ちゃんが野球部員達にヤラレちゃうというのが、ストーリーの基本線なのですが、渚ちゃんのキャラクター描写が薄くて、彼女の個性も感じられませんし、愛着なんて全然わきません。ですので、渚ちゃんが野球部員達にヤラレちゃっているHシーンを見ても、まるで人間味のないダッチワイフと、誰も彼も外見がそっくりのクローン人間たち（＝野球部員達）が絡み合っているようで、全然興奮しません。実際にゲームをプレイする前はあんなに大きく膨らんでいた俺の股間も、ゲームをプレイしているうちに、どんどん小さくなって、射精もしていないのに「賢者モード」に突入してしまうという逆転現象を起こす始末です。

50点

マネジ！のほめられる唯一の点は、CGがまあまあきれいという点です。
ですが、ストーリーの項で述べたとおり、ヒロインに個性が感じられず、愛着もわかないので、いくら絵がきれいでも、絵の魅力以上の興奮は感じません。

60点

低価格帯のゲームなら、この程度でしょう。と納得できるレベルのゲームシステムです。

30点

楽曲は特に印象に残りませんでした。
声優さんは……もっとがんばりましょう。

40点

いくら低価格帯のゲームとはいえ、ストーリーが薄すぎますし、CG以外のクオリティも決して高くないという、褒められるところが少ないゲームです。