タイトル 同窓会refrain
メーカー名 F&C・FC01
ジャンル AVG
発売日 2001/08/24
定価 \5,000
CPU Pentium200 MHz以上 / PentiumII300 MHz以上
HDD 1G以上(フルインストール時)
解像度 640x480x16bit
DirectX 不要
BGM PCM、MIDI、CD-DA、WMA
音声 あり
原画 水谷とおる
シナリオ 内藤隼人
プレイ時間 (1周するのに)3〜4時間
プレイ後感想 いや、だから、同窓会じゃないし…
お気に入りの女の子 橘 みちる

■はじめに
『絵買い』した『同窓会again&refrain』という2作が1本になったDVD再販パッケージ。
今回は、そのうちの片方、『同窓会refrain』のレビューです。
プレイ前に、マニュアルのキャラクター紹介欄に目を通した時点で、『同窓会なのに』なぜか登場しているメイドさんを見た時点ですでに「……」。不穏な胸騒ぎを覚えたのですが、実際にプレイしてみると……。

■内容
主人公の久保達也の所属してた桜第三中学テニス部の同窓会が五年ぶりに星里高原で行われてから約半年、今度は鞍掛不二男の家で行われた忘年会に元桜第三中学テニス部の面々は集まった。
そして宴も盛り上がったと時、仲間の一人の洋介が所属するバンドの「XAX」のカウントダウンライブに向かうのだが、今度は一体どんな物語が繰り広げられるのか・・・?

……って、導入部は、『同窓会again』と同じですけどね。

■シナリオ
25点

『同窓会』というタイトルなのに、なぜか攻略キャラは、同じ大学に通っているクラスメートに先生、そして……メイドさんや看護婦さん。
………怒るぞ。
これのどこが同窓会なのでしょうか?
わたしは全然知らなかったのですが、ネットで調べてみると、どうやらこの『同窓会refrain』は、『同窓会again』のファンディスクという意味合いが強いらしいです(そ、そうなの?)。
そんなこと知ないよぉ……。
仮にファンディスクだとしても、どこに、メイドさんや看護婦さんとHをする意味や必要性があったのでしょうか?
しかも、『同窓会again』でも登場した(本当の意味での)同窓会メンバーの女の子たちは、わたし的にはかなりどうでもいい、メイドさんや看護婦さんとの恋路を妨害するお邪魔キャラ扱いです。
いくらなんでも、この扱いはかわいそうすぎるだろう……とほほ。
納得いかない設定のゲームをプレイしても、萌えられません。


■グラフィック

80点

使い回しが多い……(泣)。
絵買いのわたしとしては、これは厳しいです。
メイドさんや看護婦さんのCGは良いとは思いますけれど……はぁ。
枚数的にも、『同窓会again』と比べても、かなり少ないですし。うーむ。


■H

60点

基本的に、1人1回。たまに、2回です。
Hの内容は『同窓会again』よりは多少は過激です。
ただねぇ……。 たしかに『同窓会again』と比べるとHにはなっているんですけれど……『同窓会again』よりはるかにキャラクターに対する思い入れがしにくい内容ですので、萌えないです。
萌えで脳内補完できないとなるとl、「多少は過激になった」と言っても、それでも、やっぱり薄いHシーンでは、抜けないです。


■システム

100点

プレイする上では特に支障はないシステムです。
バグもないですし。
『同窓会again』と比べると、ほんの少しだけ機能的に進歩しています。
メッセージバック機能が付いています。
あと、細かい点ですが、1日のはじめに表示される、日付表示のカレンダーが見やすくなっています。


■サウンド

55点

『同窓会again』と何か変わってましたっけ? というレベル。一定値以上のレベルはクリアしてるけど、何も進歩してないんじゃ、プレイしていてあまり良い気持ちがしません。


■総合

40点

内容が『同窓会』というタイトルと合ってないですしね。
これなら、まったく別のタイトルで出した方がまだしっくり来たんじゃないでしょうか?
まぁ、それじゃ売れないんでしょうけれど……。
なんか納得いかない……。


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