タイトル ANGELS BLUE
メーカー名 LiLiM
ジャンル AVG
発売日 2003/9/12
定価 \8,800
CPU Pentium 233MHz 以上/PentiumII 300MHz 以上
HDD 不明
解像度 640x480x16bit
DirectX 7.0a以上
BGM Direct Sound
音声 男女フルボイス
原画 ほんまむつき&豆戦車
シナリオ 鳥山仁
プレイ時間 (1周するのに)4〜6時間
プレイ後感想 期待はずれかも・・・
お気に入りの女の子 いないかも・・・

■はじめに

ひたすら抜きまくった、大興奮作品『TRUE BLUE』の続編的作品ということで、期待に胸と股間をふくらませつつ、プレイを開始したのですが・・・あれ? あれ? あれれれ? ぬおっ! ひーん!(泣)


■内容

「そろそろ頃合だな」
「ああ、そうだね。父さん…」

その会話は忌まわしき「ゲーム」の始まりの合図に 過ぎなかった。
伯父と従兄の二人が、各々の欲望を満たすため
ただそれだけのための「ゲーム」。
ターゲット(生贄)は双子の義妹、美姫と美紅。
ルールは特にない。
それぞれの立場や特技を生かし、義妹たちを堕としていく。
禁じられているのはただ一つ、互いを直接傷つけ合ってはならない
ということだけ…。
…ただし、第三者の手によるものは、その限りではない。

期間は伯父が海外に旅立つまでの10日間。
まだ何も知らない義妹たち。
それは俺にとって、かけがえのない最愛の存在……。
二人をみすみす奪われるわけにはいかない。
守るのはこの俺だ――。

(LiLiM Official HomePageより引用)


■H

60点

物足りなーい!
シナリオ、CGともに物足りない出来なのだから、Hシーンも物足りないのは、当然の帰結か。
尺の長さは前作(『TRUE BLUE』)と同程度、ただし、興奮度はかなり低いです。
シチュエーション的にもそれほど惹かれるものはなかったです。目隠しとか、そこそこアブノーマルなシチュエーションも含んでいますが、評価に値するかというと、疑問。
何も知らないロリッ娘がむさいおっさんに犯られるっていう展開も新鮮味ないしなぁ。


■シナリオ
60点

ここだけ、前作レベルです。
というか、前作もたいがい、ストーリー性は薄かったけれど・・・ダメじゃん。
前作とちがって、女の子に感情移入できなかったのは、辛かったなぁ。
これなら、前作同様、メインヒロインが1人だけでも良かったんじゃないでしょうか?
美姫と美紅。2人のキャラクターの描き分けもうまく出来ていたというわけでもないし・・・。
基本的に寝取られモノなのですが、 女の子に愛着がもてないので、寝取られても「フーン」という感じです。
これって、致命的じゃないですか・・・?(汗)


■グラフィック

20点

巨乳がいなーい!!
前作の、葵ちゃんのむちむちしたエロ・ボディが好きだった私には、今作のヒロイン、美姫と美紅の体型はひじょうに物足りません。
また、原画、塗りともに、前作から大幅にレベルダウンです。
原画家さんが1人から2人に増えたせいでしょうか? しょぼい絵が多いです(泣)。というか、絵ごとに出来のばらつきが激しいような・・・。平均で見ると、低レベルです。
あの、そこそこ美麗で、それでいてエロエロしいCGはどこに行ってしまったの?!
私は悲しいです。


■システム

70点

ゲームを進める上でのシステムは過不足なく入っていて、ストレスなくプレイできて良好だと思います。
前作から進化して、男の声だけOFFにできるようになっているのは、うれしいです。
でも、ゲーム自体、あまり抜けない出来だったので、進化したシステムがフル活用されることはなかったですけどね・・・。


■サウンド

60点

すいません……女の子のかわいい声を聴きたくてプレイしている(特にHシーンは)ので、音楽はOFFにして、プレイしていました。われながら、前作プレイ時と同じことしてますね。ただ、今作はボイスもそれほど印象に残りませんでした。
というわけで、こんな点数で、勘弁してください。


■総合

40点

抜けない抜きゲー、寝取られても全然悔しくない寝取られゲー、それこそが『ANGELS BLUE』の正体。
うーん・・・前作が個人的には大ヒットだったので、その分、期待しすぎたかなぁ・・・。
このゲームを遊ぶよりは、前作『TRUE BLUE』をプレイすることを強烈におすすめします。
私のように悲嘆に暮れたくなかったらね。ぐっすん。


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