タイル 魔法少女アイplus
メーカー名 colors
ジャンル AVG
発売日 2002/2/22
定価 \6,800
対応OS Windows98/2000/Me/XP
ボイス フルボイス(女性のみ)
セーブデータ数 40
原画 黒木 雅弘
シナリオ 黒瀧 絲由
プレイ時間 5〜6時間くらい
プレイ後感想 人生初の触手ゲーム
お気に入りの女の子 アイ

■ストーリー
100点

ある街に訪れた突然変異。続発する猟奇的犯罪。
そして唐突に現れた少女「愛」。

今までそこにいなかったはずなのに、ある日突然「いるもの」として当然のように存在しはじめた。
周りの誰もがそのことに気を留めない中、主人公だけが彼女の異常さに気付いていた。

彼女の正体は異界から派遣された戦士だった。
異界の安定を第一に考え、必ずしも人間の味方ではない「愛」と、
妖魔──「ゆらぎ」との戦いに巻き込まれていく主人公の運命は──?

<以上、オフィシャルホームページより引用>

……あらためて上記のあらすじを読むと、失礼ながら、「ありがちなストーリーだよな」なんて思ってしまった。
しかし、初プレイ時には、最初は冷たく心を閉ざしていたアイが、主人公と触れ合ううち、少しずつ心を開いていくさまに心惹かれ、さまざまに形を変えて、主人公とアイに戦いを挑んでくる「ゆらぎ」とのバトルに手に汗を握ったものです。
アイ以外のヒロインもそれぞれ個性的で、愛すべき面々です。「結亜ちゃんアタック」が本気でうざかったり、美景が墜ちていくさまに心を痛めつつ、股間をふくらませたり……と、“外れ”のヒロインがいないのは、素晴らしいの一言です。
アイルートのENDでは、思わず涙がこぼれました。まさか、触手ゲームで泣いてしまうとは……。
下記の「グラフィック」の項目でも述べていますが、ストーリーだけでなく、Hシーンも良いです。ストーリーの中に無理なく、Hシーンが挿入されているので、自然と感情移入してしまうのですよね。それが、プレイヤーの興奮をあおり立てます。


■グラフィック

100点

多分、好き嫌いがはっきり分かれる絵だと思いますが、個人的には大好物です。
……とはいえ、この絵で萌えゲーをやられても、正直、全然ピンと来ないと思います。
ですが、魔法少女が触手に姦られちゃうシーンや、バトルシーンでは非常に映えます。
何というか、決して上手くはないのですが、色気を感じさせる絵なのですよね。

Hシーンについて言えば、当然の如く、触手姦がメイン。
触手で穴という穴を犯されたり、触手で腹ボテにされたりと、他のゲームではなかなかお目にかかれないようなアブノーマルなシチュエーションが盛りだくさんです。
触手ゲーム初体験の俺にとっては結構、衝撃的でした……。


■システム

40点

残念ながら、今あらためて遊ぶとなると、、結構厳しいでしょうね……。
画像サイズが640×480しかないですし、最近のゲームのような派手な演出もありません。
見た目はひたすら地味ですし、遊び勝手も良くありません。


■サウンド

100点

楽曲は特に印象に残りませんでした。
ですが、ボイスは抜群です!
これ以上ないほど、キャラクターのイメージにぴったりです。聞けば聞くほど、この配役以外にありえないと感じさせられます。
正直、ボイスを聞くためだけに、このゲームを買う価値ありです。


■総合

100点

アイがしゃべる! それだけでも、『魔法少女アイ』プレイ済みの方でも十分、このPlusを遊ぶ価値があるのではないでしょうか?
はじめてプレイする場合でも、CGやシステムは古くさいですが、アイが徐々に心を開いていくストーリーは惹かれますし、バトルもなかなか熱いです。
今なら新品・中古ともに1000円前後で投げ売りされていますので、未プレイの方はぜひ手にとってみてほしい名作です。


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